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[トップアウト縮み量 = グロウス(Growth) ] 近年、ロード,モトクロスともに、 サスペンションの内部に、伸びきり付近で仕事をする トップアウト・スプリングを装備する車両が増えてきております。 このスプリングの基本的な機能は、 サスペンションが伸び切るときのショックを緩和することが目的ですが、 強くイニシャル(Initial load)をかけたセットアップを行う場合に、 乗車1G沈下量まで、素早く沈ませることを目的とする場合や、 タイヤが地面から浮きそうなときに、 ０Ｇの位置よりも伸びる（=マイナス・ストローク）ことで ウイリーやスネークを防止することを狙っている場合もあります。 フォークスプリングや、 ショックスプリングを組み込んでいない状態では トップアウトスプリングは、縮みませんが、 組み込みますと、フォークスプリング、または、ショックスプリングの イニシャル(Initial load)により縮み、 結果として、スプリング組み込み前よりもサスペンションが伸びます。 このトップアウトスプリングの縮み量をグロウス(Growth) と呼びます。 トップアウトスプリングを装備している サスペンションをセットアップする場合、 このグロウス(Growth) の値を管理しておくことが重要です。

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