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【K7GSX-R1000 当社チューンドサスペンションの年度別レース実績】
2008年

SHOWAスーパーバイクレースキットのリアショックに
当社オリジナルのシム仕様を組み合わせました。

尚、このシム仕様は、2005AMA スーパーモト Moto1チャンピオンである、
ミッキー・ダイモンドのCRF450Rのデータを基に、
当社で独自に、スーパーバイク用に変更を加えたものでした。

2008.7.4の鈴鹿8H公開合同テストにおいて、
元WGP500ライダーARAさんが、
市販住友ダンロップRタイヤでは驚異的な、2分11秒台をマークしてくれました。

ARAさん自身は、モリワキでワークスマシンに乗っている
山口選手に追いついて普通に2分9秒台を出すつもりだったようです(驚)

この時のARAさんのコメントが謎めいていて
私の顔を見るたびに、『8を10にしてくれ!』そう言われ
チーフメカさんには、
『減衰力を10/8にしたら絶対乗れなくなるからやめてくれ!』
そう言われ、ARAさんが何のことを8=>10と要求しているのか?
さっぱりわからず、悩みまくるレースウィークでした。

このお題は、その後も長くあらゆるトライを追及するための私の中の禅問答となり、
きっと今は、それがわかっていて、かつ、造れるようになっていると思います。

まだ、10にはなっていないかもしれないけれど、9.5は超えているのではないかと。。。
いつかまた、ARAさんに乗っていただきたいものです。
もしかしたら、9.5のレベルを8と呼んで、10にしてくれといわれるかもしれませんが・・・

それが、全盛期のWGP500をプライベートのROCヤマハで
シングルフィニッシュをしていたライダーのレベルなのでしょう

90年代のWGP500は、きっと電子制御全盛のMotoGPよりも
サスペンションへの要求値が、高かったのではないだろうか?

車体重量120kg以下で、電子制御なし200psオーバーの2ストロークという、
本物の凶暴な暴れ馬を制御できる装置は、サスペンションだけだった。

そんな気がしてならないです。


ファクトリーフラットアウト・チューンドサスペンションのマシン別レース実績

【ファクトリーフラットアウトの仕事・私たちができるコト】
■OHLINS,WPほか、各社サスペンション製品の販売,オーバーホール,レース用リバルビング,ワンオフ改造
■純正サスペンション(ロード,モトクロス,モタード)のオーバーホール, レース用リバルビング,ワンオフ改造
■自社製モーターサイクルサスペンションの開発製造販売  ■各種モーターサイクルパーツの販売
■各種ワンオフ部品製作  ■設計開発試作 3Dモデリング
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