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[トップアウトスプリングの仕上げについて]

近年、フロントフォーク・リアショックともに、
トップアウトスプリングが内蔵されている車両が増えておりますが、
思いがけないトラブルの種も、内蔵してしまっていることがあります。

といいますのは、昨年、鈴鹿8Hを完走した車両の
フロントフォークチューニングをお受けして、分解したところ、
純正トップアウトスプリングの両端が、
ロッドに食い込む深い傷をつけておりました。

この原因は、スプリングの両端をフラットにするために、
研削仕上げをされたエッジ部分が、非常に鋭利で
レースユースで強いイニシャルを掛けたときに、
そのエッジが、横方向に座屈して、ロッドへ食い込んだと思われます。

BPFの場合は、オイル交換の際に、
トップアウトスプリングも簡単にはずせますので、
両端のエッジ部分をダイヤモンドやすり等で丸く仕上げるだけでも、
相当、トラブル発生のリスクを減らせるかと思います。

リアショックでも同様のリスクはありえますので、
特に、耐久レース参加の皆様は、気をつけて見て頂ければ、と思います。

尚、当社のトップアウトスプリングは、
すべて手仕上げにて、カドを丸めておりますので、ご安心ください。

【ファクトリーフラットアウトの仕事・私たちができるコト】
■OHLINS,WPほか、各社サスペンション製品の販売,オーバーホール,レース用リバルビング,ワンオフ改造
■純正サスペンション(ロード,モトクロス,モタード)のオーバーホール, レース用リバルビング,ワンオフ改造
■自社製モーターサイクルサスペンションの開発製造販売  ■各種モーターサイクルパーツの販売
■各種ワンオフ部品製作  ■設計開発試作 3Dモデリング
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